「お局様」ときくと女性のイメージが強いですよね。
でも「お局様」は女性だけでなく、男性にもいるんです…。
そして銀行にも、男性版「お局様」たくさんいました。
この記事では銀行にいる男性版「お局様」について徹底解明していきたいと思います!
銀行に男性版お局様が多い理由。
私が経験した中で男性版お局様は、中間管理職に多いような気がします。
本部や上司からの目が厳しかったり、お客様からのクレームの対応、部下の管理など、支店全体のノルマの管理など、四方八方から板挟みの状態の中間管理職。
このストレスの捌け口として入行年数が短い新入行員や若手の行員が餌食になり、
男性版お局様に変貌する…ということになります。
そして、銀行は1円単位でお金を合わせるなど細かい作業や細かなルールというのが存在するので、こういったストレスも一因かもですね。
元々、女々しい男性もたくさんいましたけどね!
銀行にいる男性版お局様は3タイプ!
長年、銀行に勤めてきて分析した結果、銀行員の男性版「お局様」は3タイプに分けられることが判明しました!
では、男性版「お局様」3タイプを解説していきますね!
①ジャイアンタイプ。
1つ目は、ジャイアンタイプです。
銀行でスポーツチームを持っているところが多い為、
意外と体育会系の方が多い銀行員。
上下関係は本当にしっかりしています。
その上下関係のトップに君臨するのが、このジャイアンタイプお局様。
ジャイアンタイプお局様の特徴は下記の通りです。
- だいたいスポーツチーム(部活)のOB。
- 飲み会で2次会まで参加するのは当たり前だと思っている。
- 自分より下の立番の人には偉そう。
- 逆に自分の上の立場の人にはヘコヘコする。
- なかなか出世できず、出世できたとしても支店長止まり。
- 昭和の部活の顧問のような怒り方をする。
- 昭和ならではの古い価値観を部下にも強要する。
- 叱る=怒鳴るだと勘違いしている。
- 標的にするのは、女性行員よりも男性行員。
まるで、昭和の化石のようなジャアンタイプ。
なかなか出世できない虚無感を部下に威張り散らすことで、承認欲求を満たしているのでしょうか…
②スネ夫タイプ。
2つ目は、スネ夫タイプです。
ジャイアンの後ろをついていくスネ夫のように、
上司にゴマを擦りながら生息しています。
部下には非常に厳しく、少しのミスもネチネチと指摘してきます。
そんなスネ夫タイプお局様の特徴は下記の通りになります。
- 気分屋。
- 上司の言うことは絶対。
- めんどくさい処理は部下に平気で投げる。
- 部下がクレームを受けていてもしらんぷり。
- 敬愛する上司がタバコにいくと、必ず一緒にタバコを吸いに行く(1日何回も)
- 銀行内の噂話やスキャンダルが大好物。
- 出世したとしても、せいぜい次長止まり。(←支店で2番手ぐらいの地位)
結局のところ、一人ではなんにもできず、上司についてくる金魚の糞みたなタイプですね!
③影を操る3年B組の兼末健次郎タイプ。
3つ目は、3年B組金八先生 第5シリーズの兼末健次郎タイプ。
ジャイアン、スネ夫タイプに続いて、3つめもドラえもんのキャラの中で例えたかったのですが、
生憎アニメの中で、このタイプは邪悪すぎてアニメの中では見つけられませんでした…
しかし、3年B組金八先生で風間俊介さんが演じた「兼末健次郎」が一番ぴったりだと思い、このタイプは「兼子健二郎」タイプとします。
このタイプ、見た目は優等生を演じていますが、本当は影の支配者。
一番、厄介で関わりたくないタイプとなっております。
そんな、兼末健次郎タイプのお局様の特徴は下記の通りです。
- お客様と上司からの評判はすごくいい。
- 部下からの評判は、すごくイイorすごくワルイで極端に分かれる。
- 目の奥が笑っていない。
- 選ばれしきものだけの秘密の飲み会を主催している。
(その会での議題は、標的になっている行員の悪口。ただ、手下どもに悪口を言わせて、自分は聞き役に回っている) - タバコを吸いにいく時は必ず手下と行く。
- 気に入らない人がいたら、周り(手下)を操って、どんな手を使ってでも排除しようとする。
- 仕事は卒なくこなすので、人事からの評判もいい。
- 順当に出世はしている。
- 偽善者。
上司やお客様には天使のような顔を見せながら、手下どもの心を操り、自分の手は決して汚さず、標的の行員を傷つける恐ろしいタイプですね…
銀行にいる男性版お局様のタイプ別トリセツ。
ここからは、男性版お局様3タイプ別トリセツについて説明していきます!
①ジャイアンタイプのトリセツ。
ジャイアンタイプは、体育会系が多いので情に厚い方が多いです。
標的にされる前に「身の上相談」などするのかベター。
親身になって相談にのってくれますよ。
ただ「身の上相談」は、あくまでも自分のことを守るツールだということは肝に命じといてください。
多少、周りにもバレてもいいような軽めの「身の上相談」をオススメします。
そうすることで、このタイプは部下から「慕われている」と感じることができ、虚無感を埋めることができ、標的対象からは外されるでしょう!
ジャイアンタイプの「情に厚い」という性質を活かしましょう!
②スネ夫タイプのトリセツ。
スネ夫タイプは、スキャンダラスな不倫ネタや噂話が大好き!
なので、スキャンダラスな情報を教えてあげましょう。
もし、それが、もうすでにスネ夫タイプが知っているネタだとしても、敢えて教えてあげましょう!
「え〜!そんなことも知らなかったの〜!?」
って言いながら、教えてあげたネタ以上にスキャンダラスなネタ教えてくれます。
こんな感じで、スネ夫タイプに「仲間」だと思わせるのが大事です。
本当は、めんどくさいタイプなので関わらないのが一番なんでしょうけど、こういうタイプってあまり出世しないので、自分が若手のうちは直属の上司になる確率が高いんです。
上手く関係性を築いていかないと仕事に支障がでる可能性が大きいので、上手に付き合っていくのが吉ですよ。
このタイプって、出世できない、できる見込みがない方が多いですね。
そして不安感がすごく強いんです。
だから、金魚の糞みたいに上司についてゴマ擦りするし、
誰からも慕われていないと分かっているから、部下に当たってしまうし、
人の粗探しをしてしまうんです。
なので「私はあなたの仲間だよ〜」と、
なにかスネ夫タイプが喜びそうなネタを提供することで安心させてあげてください。
そうすることで、スネ夫タイプからの風当たりは弱くなります。
③兼末健次郎タイプのトリセツ。
兼末健次郎タイプは、関わらないのが正解です!
このタイプに標的にされてしまったら、心が病んでしまいます。
もし、一緒に働いてみて兼末健次郎タイプだと判断できたら、異動願いを早々に出すことをオススメします。
ここからは、兼末健次郎タイプに標的にされた同僚のお話。
兼末健次郎タイプお局A(次長クラス)が牛耳る支店に、あるとき配属になった中堅の女性行員B。
女性行員Bは、責任感が強く、仕事もテキパキとこなす上に、性格もサバサバしていて頼りがいがあった為、上司や同僚からの評判は上々でした。
兼末健次郎タイプお局Aと女性行員Bの関係も良好でした。
ある時、女性行員Bがお客様から理不尽なクレームが入りました。
女性行員Bは、窓口でお客様から罵声を浴びせられます。
本来なら、直属の上司である兼末健次郎タイプBがお客様と女性行員Bの間に入って
クレーム処理をしなければなりません。
しかし、兼末健次郎タイプAは、女性行員Bの様子に明らかに気づいていたのにも関わらず、忙しいふりをして女性行員Bを助けに行きません。
支店中に響き渡る罵声。
見るに見かねた支店長が女性行員Bのところへ向かおうとした瞬間、
兼末健次郎タイプAがつかさず、女性行員Bとお客様の間に入りクレーム処理を始めます。
兼末健次郎タイプAが上手く説得し、お客様は大人しくなり、帰られました。
これをきっかけに、兼末健次郎タイプAから女性行員Bの嫌がらせは始まります。
恐らく、みんなから慕われ、頼りにされる女性行員Bに兼末健次郎タイプAは嫉妬したのだと思います。
女性行員Bが兼末健次郎タイプAに挨拶をすれば、聞こえないフリ。
それを見ていた兼末健次郎タイプAの手下共も、冷たく女性行員Bに当たります。
日に日に、みんなからの嫌がらせがエスカレート。
結局、心が病んでしまった女性行員Bは、ある朝、出社しようと思ったら、
目が開けれなくなってしまい、そのまま長期療養に入ったまま、この支店には戻って来ませんでした。
本当にタチが悪いですよね!
だけど、人事からの評判のいい兼末健次郎タイプAは、何も処分を受けることなく、女性行員Bだけ他の支店に異動になりました。
【まとめ】銀行員の男性版お局様3タイプとタイプ別トリセツ。
この記事について、まとめると
男性版お局様が銀行に多い理由は
・ストレスが多い職場だということ
・中間管理職が男性版お局様になる確率が高い傾向にあり、
中間管理職は四方八方からの圧力で生じるストレスの捌け口を若手行員に向けているため。
銀行にいる男性版お局様のタイプは
・ジャイアンタイプ
・スネ夫タイプ
・3年B組 金八先生の兼末健次郎タイプ
の3タイプに分類される。
銀行にいる男性版お局様のトリセツは
・ジャイアンタイプ→軽めの身の上相談を持ちかける。
・スネ夫タイプ→スキャンダラスなネタを教えてあげる。
・3年B組 金八先生の兼末健次郎タイプ→なるべく関わらない。
以上です。
いかがだったでしょうか?
銀行にいる男性版お局様は、窓口の女性の奥に座っている可能性が高いです。
その男性版お局様が何タイプなのか、観察してみてくださいね!
女性版お局様の記事もあるよ!是非、読んでみてくださいね!