はっきり言います!
銀行員は噂話が大好きです。
そして銀行員内の噂話の拡散力というのはTwitter並み。
一気に全行員に広がってしまいます。
この記事では銀行で働いたことのある私が、銀行員が噂話が好きな理由と噂話の拡散力がTwitter並みである理由を徹底調査したいと思います!
一見まじめに見える銀行員。
しかし、口を開けば他の支店の誰かさんの噂話ばかり。
なぜ、銀行員はこんなにも噂話が大好きなのでしょうか?
その理由は、銀行は、非常にストレスが多い環境だから、ということが考えられます。
銀行員にはどんなストレスの要因があるのか、下記にまとめてみました。
・校則以上に厳しい身なりの規定がある。
(髪の毛の色・ネイルの色・ストッキングの色・ワイシャツの色・下着の色・私服の指定など)
・法律や社内規定で仕事のルールがしっかり決まっている。
・お金を扱う仕事なので常に緊張感がある。
・職場にお局様がたくさんいる。
・お客様からのクレームが多い。
このようにストレスの要因はたくさん。
実際、10年間銀行に勤めた私はストレスで痩せたり太ったりを繰り返していました。
銀行を退職する頃には、入社時より10キロ減でした…
銀行員は、日々のストレスの捌け口として噂話をします。
特に、スキャンダラスや不倫・恋愛の噂は大好物。
どこかの支店の誰かさんの噂話をしている時は、日々のストレスなんて忘れてしまうんですもの!
ということで、銀行員が噂話が好きな理由は、「ストレスが多い環境だから」という事が分かりました。
では、どうして銀行員の噂話は一気に広まるのでしょうか?
銀行員の噂話の拡散力の秘密に迫っていきます!
銀行員の噂話の拡散力は正にTwitterに匹敵するほど、あります。
一体、なぜなのでしょうか?
銀行員の噂話の拡散力がTwitter並みである理由は3つあることが分かりました。
まず1つ目の理由についてみていきたいと思います!
銀行員の噂話の拡散力がTwitter並みにある1つめの理由は、自分専用の内線があるからです。
銀行は、個人情報保護の観点から携帯の持ち込みは営業店にできません。
なので、連絡ツールとして個人のデスクに内線があるのです。
私が働く銀行では、出社すると必ず支店長にスマホを預けるというルールがありました。
各々に内線番号が割り振られる為、仲がいい行員同士でお互いの内線番号を交換し合うんです。
窓口の営業(15時以降)が終わり仕事が落ち着くと、仲のいい行員に内線します。
今日窓口にイケメンが来た!とか…
今日のお局様は機嫌が悪かった〜とか…
どうやら、〇〇さんと〇〇君が付き合っているらしい!とか…
こんな感じで例え、お互いが離れた支店で働いていたとしても、タイムリーに噂話を入手できるのです。
そして、この内線で知り得た噂話は、また内線を通して他の人に広まっていくのです。
ということで銀行員の噂話の拡散力がTwitter並みにある1つ目の理由は、自分専用の内線があるため、ということが分かりました。
2つ目の理由はどんな理由なのか見ていきたいと思います!
銀行員の噂話の拡散力がTwitter並みにある理由の2つ目は、転勤が定期的にあるからです。
銀行員は2〜3年起きに転勤があります。
その転勤先で仲のいい行員ができ、プライベートでも飲みにいったり遊びにいったりするのです。
長く勤めれば勤めるほど転勤の回数も多くなるので、仲のいい行員の数も増えます。
銀行員の噂話は下記のような仕組みで広まります。
自分が仕入れた噂話を仲のいい行員Aに内線する。
→内線を貰った仲のいい行員Aが同じ支店の行員Bに噂話を広げる。
→行員Bが自分が仲のいい行員Cに内線で噂話を広げる。
つまり、仲のいい行員が多ければ多いほど、このような無限ルーブが幾十にも重なって発生する為、噂話の拡散力がTwitter並みになるのです。
ということで銀行員の噂話の拡散力がTwitter並みの理由の2つ目は転勤が多いからということが分かりました。
続いて、3つ目の理由を見ていきます!
銀行員の噂話の拡散力がTwitter並みの3つ目の理由は、銀行は制圧された環境であるからです。
決まり事ばかりの銀行。
仕事はマニュアル通りに進めなければならない。
もし、そのマニュアル通りに仕事を処理しなかったら処罰の対象になる可能性もあります。
そして、厳しい身だしなみの規定や私服の規定。
銀行員は非常に制圧された環境の中、日々働いています。
その中で唯一の楽しみが、噂話だったりするのです。
決まりきった仕事内容の中で、自分にない刺激を求めるため、刺激が強めな不倫ネタの噂話は特に炎上します。
ということで、銀行員の噂話の拡散力がTwitter並みの3つの理由は、銀行が制圧された環境であるため、ということがわかりました。
続いて、実際にあった銀行で噂話が独り歩きしてしまったエピソードについて、お話しようと思います。
実際が私が目にしたエピソードについてお話したいと思います。
直属の女上司A。
仕事もでき、ノルマの達成率もよかったのですが、典型的なお局様でした。
気分屋で、機嫌が悪いと徹底的に無視。
機嫌がいい時は、仲良しでもないのに「〇〇ちゃ〜ん」とすり寄ってきて非常に迷惑なお局様。
そんな女上司Aは、髪型がベルばらのような縦巻きロールだったので密かに「ベルばら」と私は呼んでいました。
「ベルばら」は、若くて可愛い女性行員をターゲットにする傾向がありました。
気がつけば、ベルばらのターゲットになってしまった可愛い女性行員B。
女性行員Bがベルばらに話しかけても、無視。
女性行員Bが回す書類だけ印鑑は押さない。
こんな幼稚な嫌がらせを女性行員Bに対してベルばらは繰り返していました。
とうとう銀行へ出てこなくなった女性行員B。
「ベルばら」が女性行員Bに嫌がらせをした結果、女性行員Bは銀行に出てこれなくなった。
銀行中にこの噂話が一気に広まります。
人事部にまで、この噂話は届き「ベルばら」は関連会社へ出向になりました。
一度出向になると、なかなか銀行に戻れない。
私が働く銀行では、そんな傾向がありました。
キャリアがあった「ベルばら」は、この時点で出世の道は途絶えたといっても過言ではありません。
そして、女性行員Bも、そのまま銀行を辞めていきました。
あとから、聞いた話ですが
女性行員Bは、同じ支店の男性行員(既婚者)と不倫をしていたようです。
そのことに気づいたベルばら。
「不倫は、すぐやめた方がいい」とベルばらは、女性行員Bに注意していたそうです。
それでも聞く耳を持たなかった女性行員B。
とうとう不倫相手の子を身籠ってしまい、つわりがひどかった為、銀行を休んでいただけのようです。
女性行員Bに対しての嫌がらせをしているように見えたのは、不倫のことを注意して二人がギクシャクしていただけでした。
ベルばらも社内不倫経験があり、痛い目をみたことがあったようで同じ思いをして欲しくない一心で注意をしたそうです。
ただただ、自分のように痛い目を見て欲しくないばかりに不倫に口を出してしまったベルばら。
普段の行いもあってか、噂が独り歩きしてしまい、自分のキャリアが絶たれてしまいます。
これは、嘘のようで、本当にあった話。
ベルばらのように、噂が独り歩きをしてキャリアが絶たれるケースもあります!
噂を鵜呑みにするのには、くれぐれも気をつけたいですね。
この記事についてまとめていきたいと思います。
銀行員が噂話が好きな理由は以下のようなことが分かりました。
・銀行員は、ストレスが多い環境に置かれながら仕事をしているので噂話をすることで、ストレス発散ができるからです。
・特に刺激が多めの不倫ネタや恋愛ネタは大好物です。
銀行員の噂話の拡散力がTwitter並みにある理由は以下の3つが挙げられます。
・自分専用の内線があるため、噂話の発信も入手もしやすい為。
・転勤が定期的にある為、知り合いが多いから、噂話の拡散がしやすい。
・銀行が制圧された環境のため、銀行員は噂話に刺激を求めているから。
今回は、閉鎖的でお堅いイメージが強い銀行員ですが、噂話が大好きで、その噂話の拡散力はTwitter並みにあるという内情をお伝えしました。
時には、噂話は人を傷つけてしまう場合もあるので、何が正しくて何が間違っているのか自分でちゃんと判断することも大切ですね。
銀行員の内情、まだまだお伝えしますよ!
ぜひ、読んでみてくださいね。